内蔵絶縁変圧器の選択:Znyn0・N 線・重要負荷給電
Summary: LEONA-B750K は Znyn0 絶縁変圧器を内蔵し、LEONA-B375K の単線図は 400kVA の TR を交流母線と STS の間に配置します。一方 LEONA-H135K は変圧器を持たない軽量壁掛け方式です。絶縁はノイズ対策だけでなく、N 線の独立性、接地不良時の安全性、連系・自立切替時に重要負荷がどの母線区間から給電されるかを左右します。
LEONA-B750K は Znyn0 絶縁変圧器を内蔵し、LEONA-B375K の単線図は 400kVA の TR を交流母線と STS の間に配置します。一方 LEONA-H135K は変圧器を持たない軽量壁掛け方式です。絶縁はノイズ対策だけでなく、N 線の独立性、接地不良時の安全性、連系・自立切替時に重要負荷がどの母線区間から給電されるかを左右します。
3 方式の違い
B750K の仕様は絶縁変圧器 Znyn0、IP54、約 2700kg、最大効率 97.8% です。B375K 単線図では 400kVA の TR が PCS 交流母線と STS の間に置かれ、重要負荷用 QF1 は TR と STS の間の母線に接続されます。H135K は IP65、約 85kg、最大効率 98.1% で変圧器を内蔵しません。まず独立 N 線と接地許容性の要否を判定し、その後に効率と質量を比較します。
N 線と不平衡負荷
B750K と H135K はいずれも不平衡度 100%、定格 400V/230V、系統電圧範囲 -20%〜15%、周波数 50Hz(47–52Hz) または 60Hz(57–62Hz)、30% 負荷以上で THD 3% 未満です。Znyn0 結線は離網側に安定した中性点を与え、単相負荷比率が高い、既設 N 線が老朽化、接地抵抗が大きい改修案件に適します。RTU プロトコルに N 線異常・N 線過流の故障ビットが定義されていることも、N 線回路が現地調整の必須確認項目であることを示します。
代償と代替案
絶縁変圧器は銅損・鉄損、体積、吊りコストを増やします。B750K は H135K より効率が約 0.3 ポイント低く、質量は約 2600kg 増えます。接地が適正、三相平衡、迅速設置が主目的であれば H135K と外部配電の組合せが有効です。重要負荷にオンライン UPS 級の給電が必要な場合、H135K の資料にはオンライン UPS マイクログリッド構成と AC/DC 充電機接続も示されており、STS/ATS 構成と合わせて個別に照合します。
よくある質問
絶縁変圧器があれば接地工事は不要ですか?
不要ではありません。接地不良による故障や機器損傷のリスクは下がりますが、PE 接地銅バー、SPD、等電位接続は図面どおりに施工・検収する必要があります。
効率 0.3 ポイントの差は重要ですか?
750kVA の連続運転では損失と発熱負荷として無視できませんが、接地安全性と重要負荷の連続性に比べれば副次的です。案件のリスク許容度で判断してください。
関連製品と技術ガイド
SP750H54PSTD · SP135HAPSS · SP125HCPS · SP200/150HAPV · 技術ガイド一覧 · 製品カタログ。
よくある質問
絶縁変圧器があれば接地工事は不要ですか?
不要ではありません。接地不良による故障や機器損傷のリスクは下がりますが、PE 接地銅バー、SPD、等電位接続は図面どおりに施工・検収する必要があります。
効率 0.3 ポイントの差は重要ですか?
750kVA の連続運転では損失と発熱負荷として無視できませんが、接地安全性と重要負荷の連続性に比べれば副次的です。案件のリスク許容度で判断してください。